【Kiss Your Past】カール

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解説

カード解説

追悼式典に向かう途中で貴銃士たちが迷い込んだのは、1885年のとある戦場。
小さな皇帝はいついかなる時も揺らがないが、何も感じないわけではない。
追悼を胸に、翼を広げ『今』を羽ばたくのだ。

心銃解説:響くは決意の葬送歌

皇帝の名を冠した貴銃士は涙を流さない。
無情、非情、大いに結構。なんとでも言えばいい。
小さな黒鷲皇帝が狙うのはただ一点、真の敵の心臓だけなのだから。

カードストーリー

主人公名:〇〇
主人公の一人称:自分

 

★4覚醒後のカードイラストに表示されるメッセージ

黒鷲皇帝となった僕に
ついてきたまえ。
プルス・ウルトラだ!

Ep1. 死神皇帝の改名

追悼式典終了後──
〇〇は献花スペースにいるカールを見かけ、
近寄った。

カール…………。
主人公【何を見ているの?】
【どうしたの?】
カールうん。花だけでなく、手紙や飲み物、お菓子に
可愛らしいぬいぐるみ──
なんとも賑やかな献花台だと思ってねー。
カールお気に入りの品や、好きだったもの……天国への手紙……。
故人の数ほど思い出もいっぱいだ。
カールおや、〇〇が寂しそうな顔になってしまった。
主人公【なんだか切なくなって】
→カール「他人の気持ちを想像して同調するか。
君は思いやりがあるのだね。」

【皆、大事な人を亡くしたんだと思うと……】

→カール「……泣いているのかい?」
カールそうか。君は同じ境遇を経験しているから……
余計に感情が強く揺れ動かされてしまう。そうだね。
主人公【泣いてもなにも解決しないのに】
【建設的ではないよね】
カールいやぁ、そんなことはない。
人間という社会性を持った生き物にとって涙はあらゆる意味で
重要な機能なのさ。
カール涙には精神をリラックスさせる作用があるとか
ローレンツが言っていたっけ。
だから、泣けるだけ泣いたらいい。
カール……僕は、涙を流せない。
カール僕は人ではない、貴銃士だ。
それも、皇帝の名を冠する貴銃士だからかな。
カール昔、僕をかばったマルガリータが敵の一斉射撃を浴びた
ことがあった。一命をとりとめたが……その時も
僕は泣かなかった。……泣けなかった。
カールそんな風だから、心がないのだと言われることもよくあるよ。
主人公【心がないなんてことはない】
【人のために頑張っているのに】
カールまあ、どっちでもいいのさ。
なぜなら……。

カールは〇〇の頭を撫でる。

カール僕のマスターである君が、
これほどまでに感性豊かでいてくれるのだから。
もういない人のために涙を流すほどにね。

〇〇はカールの言葉に頷く。

カールただ……他人の死に涙を流す君に、これだけは言っておこう。
カール世界帝──彼は死に瀕していたところを、
メディックであったレジスタンスのマスターに癒された。
罪を償うチャンスを、彼は得たわけだ。
カールだが……愚かにも逃げ、また再興しようとしている。
彼の罪は止まらない。
カール僕は……今度こそ、アシュレー・サガンの
息の根を……命を奪うつもりだよ。
カール──我々が再び世界帝を射程にとらえたその時に、
君は、僕を止めないね?
共にその心臓を……撃ち抜いてくれるね?
主人公【もちろん】
【最善策がそれならば】
カールよろしい。
それでこそ我が共犯者殿だ。
カール『死神皇帝』……城に閉じ込められていた僕には
ぴったりな形容だったわけだが、もうそぐわないねー。
今度は黒鷲皇帝とでも名乗ろうか。
主人公【それがいい】
【死神皇帝はもういないしね】
カールはっはっは。では、改名の前祝いといこうじゃないか。
ステーキでも食べに行こう!
さぁ……『プルス・ウルトラ』だ!

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