【2周年に描く夢】ライク・ツー

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解説

カード解説

Happy Brave Musketeer's Day!
今年貴銃士たちが華々しくパレードをするのはアメリカ!
大統領の提案で『夢』に関する絵を描くことになった貴銃士たちは、自分の真の望みと向き合うことになる……。

心銃解説:次なるファッションリーダー

娯楽とか、ファッションとか、何気なく過ごしてる日常とか。
そういうのって平和の上にしか成り立たねぇんだよな。たぶん。
脆くて温かくて…大事なもんだ。

カードストーリー

主人公名:〇〇
主人公の一人称:自分

 

★4覚醒後のカードイラストに表示されるメッセージ

誰もが見捨てるところで
お前は見捨てなかった。
俺にとっては奇跡みたいな2年目だよ。

Ep1. 平和は日常の中に

貴銃士たちが描いた夢の絵を見るため、
〇〇は革命戦争資料館に向かった。

貴銃士たちの絵が飾られているホールでは、
とある絵の前でライク・ツーが佇んでいた。

ライク・ツー……ん、〇〇。来てたのか。

ライク・ツーが眺めていた絵は静物画だった。
机の上に本やトランプなど、いろいろな物が置かれている。
1番目立つのは、銃口から花が生えているアサルトライフルだ。

主人公【これがライク・ツーの夢?】
【何を表現したの?】
ライク・ツー……平和ってやつ。
今、世の中にのさばってるアウトレイジャーや
トルレ・シャフどもを倒して、世の混乱に終止符を打つ。
ライク・ツーそれをどうやって絵で表現しようか考えてたんだが、
……あんま、いいアイディアが浮かばなくてさ。
ライク・ツーそれで何かヒントがないかと思って談話室に行ってみたんだ。
運悪く誰もいなかったんだが……いや、逆に運がよかったのかな。

ライク・ツー談話室にはさ、いろんなもんがあったんだ。
ライク・ツー作りかけのボトルシップ、読みかけの本とか植物図鑑とか、
トランプ、楽譜、それからチェス、落書き……。
ライク・ツーローレンツが読んでた本だな、とか。
あの楽譜はミカエルが書いてたやつだな……とか。
ライク・ツーチェスはケンタッキーとペンシルヴァニアが勝負するって
持ち込んできたやつだったっけ……とか。
ライク・ツーぼーっとそういうのを見てたら、なんつーか……。
こういうのの積み重ねが平和なんじゃね? って気がしたんだ。
ライク・ツー今まで、平和ってぼんやりしてた言葉だと思ってたんだけど、
なんとなくイメージがついたっていうかさ。

ライク・ツー……それで、こういう絵にしてみた。
ライク・ツー世界全体が平和になったらさ、
こういう娯楽をみんながもっとのびのび楽しめるだろ。
主人公【平和になったらライク・ツーは何がしたい?】
ライク・ツー俺か?
いや、俺は貴銃士だから、娯楽よりやるべきことがある。
ライク・ツーボコボコ沸いてくるアウトレイジャーを倒して、
トルレ・シャフのやつらを組織ごと瓦解させて……。
ライク・ツー……それであいつの、ヴィヴィアンの敵討ちをしたりな。
主人公【そうだね】
【絶対に無念を忘れない】

〇〇は大きく頷いた。

ライク・ツーあとは、そうだな……。

ライク・ツーは何かを言いかけて、首を横に振る。

ライク・ツーいや、なんでもない。やっぱ内緒。
とりあえず、やるべきことが目の前にあるって話だ。
ライク・ツー銃よりも花が必要な世の中にするために、な。
主人公【やるべきことが終わったら?】
【もっと先の夢はない?】
ライク・ツーん……そこまで先のことはよくわからない。
考えたこともねーよ。
主人公【たとえば貴銃士じゃなかったら何をする?】
【戦いが終わったあとにやりたいこととか!】
ライク・ツーうーん……モデルとかもしたことあるけど、
どっちかって言うと……。
ライク・ツー……自分でファッションブランドを立ち上げるかもな。
ライク・ツー俺の美意識でデザインした服をラインに乗せる。
ハイブランドのラインがメインだけど、
少し手が出しやすいブランドも展開して……。
ライク・ツーすげぇ美意識が高いやつが、
無理して働きまくらなくても「これなら!」って思うような
服とか小物とか、いろいろ考えてみるのもいいかもな。
ライク・ツー俺が流行を作る側になって、最高にオシャレな世の中にする!
……なんてな。
ライク・ツーブランドを立ち上げるのもいいけど、
セレクトショップってのも悪くねーかも。
ライク・ツー店の中には、俺のセンスで選んだ服ばっかりずらっと並んでんの。
靴とか小物とかも揃えてさ。
主人公【そのブランド、興味ある】
→ライク・ツー「じゃあ、お前がモデルになれるような服をデザインしてやる。
最高にかっこいいウォーキングを期待してるぜ?」

【セレクトショップの手伝いをしたい】

→ライク・ツー「店に立つなら、ダサい服は着られないぜ。
まあ、俺がまた全身コーディネートしてやるか。」
ライク・ツー今は制服とか軍服ばっかだろうけど、
平和になったらそうもいかねーからな?

ライク・ツーが楽しそうに語っている様子に、
〇〇も嬉しくなり頬が緩む。

ライク・ツー……何、笑ってんだよ。
主人公【すごくいい夢!】
【ライク・ツーが楽しそうだから】
ライク・ツー……まあ、ファッションは嫌いじゃねぇし。
つーか……こだわりがあるしな。
ライク・ツーああ……そっか。
これがチェスとか、本とか……俺が描いたものなのかもな。
ライク・ツーとにかく、好きな服を好きなように着られる世の中にするぞ。
まずはUL85A2として、俺はなすべきことをなす。
ライク・ツー〇〇も、俺のマスターとして
腑抜けた状態になるなよ。
だらけてたらビシバシ鍛えてやるから、覚悟しとけ。
ライク・ツー俺がお前用に準備した服を、
最高の状態で着こなせるように……な!

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