【水底より光仰ぐ】在坂

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解説

カード解説

これは遠い記憶の欠片。日本での、彼らの物語の前日譚。
とぷんと落ちた水底に、在坂は未知の世界を見る。
水の世界も、料理の仕方も……人の心も、在坂は知らない。
だから彼は、知っていきたいと願ったのだ。

心銃解説:在りし刻の玉響に

在坂は、知りたいだけ。
群れに入る資格もなく、目を合わせるだけの権利もないから。
……そう思ってたのに、変な奴。
在坂の世界は、少し広がった。

カードストーリー

主人公名:〇〇
主人公の一人称:自分

Ep1. 孤独な苦しみ

これは在坂が、
日本で貴銃士として召銃された直後のこと──。

在坂…………。
在坂(……銃ではない……。人の、身体……?)
邑田…………。
在坂(……? 在坂と同じ存在のようだ……)

在坂の方を見ていた貴銃士は、
在坂がじっと見つめると、驚いたような表情になる。

在坂……どうかしたのだろうか?
邑田……はて?
ああ、そうじゃ、そうじゃ。
邑田わしは邑田。
薩摩の出、邑田経芳に作られた銃ぞ。
そなたは?
在坂在坂は、在坂だ。
邑田銃に次ぐ、統一国産銃だった。
邑田おお、そなたが在坂か。知っておるぞ。
わしの後輩じゃな。
邑田日本を守る貴銃士同士、懇意にしようではないか。
これからよろしくのう、在坂や。
在坂よろしく……とは何かわからない。
だが在坂は邑田の隣にいるようにする。
邑田……ほっほっほ。うむ、それでよい!

挨拶が済むと、2人は今後過ごすことになる
それぞれの自室へと案内された。
──が。

在坂なぜ、邑田も在坂の部屋に来た?
邑田の部屋は隣だ。
邑田ほっほっほ。細かいことを言うでない。
ほれ、茶を淹れてみたぞ。
在坂もこれを飲んで、寛ぐとよい。
在坂……在坂は、まずは部屋の検分をする。
在坂(ここには、在坂の知らない物がたくさんある。
……ん?)

部屋の中をぐるりと見回した在坂は、
壁にかかっている鏡に、
自分の姿が映っていることに気づいた。

在坂(貴銃士としての在坂は、
こんな形をしているのか……)

鏡に映る姿を見つつ、
在坂は自分の頬へと手を伸ばした。
少し冷えた指先より高い温度が、頬から伝わる。

在坂(人の形というのは、不思議だ……)

慣れない感触を確かめるように、
頬をつまんで、伸ばしてみる。
すると──。

在坂……っ!?
頬が、熱くて不愉快だ……。
これは、なんだ……?
邑田それは『痛み』という感覚であろう。
邑田銃に痛覚はないが、人には痛みの感覚がある。
生物として、生きている証拠のようなものであろうな。
在坂…………。

覚えのない感覚を確認するように、
在坂は再度頬をつねる。

在坂うっ……。
邑田これ、そんなにつねっては痛いであろう。
ほれ、手を離しなさい。
在坂(これが、痛み……。
人の身体を持った証、なのか……)

──数日後。

在坂…………。
邑田ほう……すべて的中か。
実に素晴らしい腕前じゃのう。
在坂在坂は、大したことではないと思う。
邑田いやいや、実に見事なものよ。
低い弾道に、骨も易々と砕く、貫通力に優れた尖頭弾……。
邑田戦場でも大いに活躍したことであろうな。
在坂……!

在坂…………。
兵士1た、助けてくれ……!
足を撃たれて、もう動けない……!
頼む、手を貸し──。
兵士2うわあああああっ!
???──坂! 在坂!
在坂……!
邑田大丈夫か?
うなされておったようじゃが……。
在坂む、らた……?
ここは……在坂の、部屋?
なぜ邑田が……。
邑田先ほどの訓練中、
何やら様子がおかしかったのが気になってのう……。
ちと、様子を見に来たのだ。
邑田悪い夢でも見たのじゃな。
かわいそうに、顔色が真っ青になっておる……。
邑田ほれ、もうすっかり日暮れじゃ。
もう間もなく夕餉の時間じゃろうから、
顔でも洗って食堂に行こうかの。
在坂…………。

窓の外に見える空は、夕日で赤く染まっていた。
その赤と、夢の中の風景が重なっていく。

在坂(──赤い。
どこもかしこも、赤くて……)
在坂(これは……ぜんぶ──)
在坂(血、だ)
邑田在坂……!? しっかりせい!
ゆっくりと深呼吸して、落ち着け……!
在坂ふぅ……、はぁ……。
邑田ゆっくりでよい。
苦しいことがあるのなら、わしに話してみぬか?
在坂いや、在坂には何もない。何も……。
邑田…………。
在坂(この痛みは、人の体を得た証……。
それならば、在坂も邑田のように
平然としていられるように努力するまで……)

Ep2. 埋まらない距離

在坂(邑田はどこだろうか……。
……ん?)

兵士と談笑する邑田の姿を見つけ、
在坂は足を止めた。

邑田──そうか、そなたも同郷であったか!
道理で、紅ほのかへの想いが一致すると思ったぞ。
兵士1ええ、紅ほのかは実によいものです……!
しっとりとして舌触りがなめらかで、
焼き芋の王様と言えましょう!
邑田ほっほっほ。
そなた、よくわかっておるではないか!
在坂(……在坂は、あんな風に人と話したことがない)
邑田ん……? おや、在坂。
そんなところでぼうっとして、どうしたのだ?
こちらへおいで。
在坂…………。
在坂は、邑田たちが何を話していたのか知りたい。
邑田なに、なんてことのない世間話よ。
邑田わしを作った男、邑田経芳の故郷、
薩摩の話で盛り上がっておったのだ。
薩摩には名物がたくさんあるからの。
邑田ほれ、芋焼酎も絶品であろう?
兵士1いいですなぁ。
自分は中でも濃厚で、香ばしい焼酎が好きでして。
在坂酒……美味いものなのだろうか。
在坂も、一度飲んでみたい。
兵士1……っ!
えっと、その……ええ、はい。
在坂様も、きっと気に入るのではないかと……。
在坂そうか……。
その酒は、どこでなら手に入るものなのだろうか?
兵士1……酒屋になら、たいていはあるかと……。
在坂そうか。
しかし、在坂の見た目で酒屋に行って──
兵士1えっと……すみません。
用を思い出したので、自分は失礼いたします……!
在坂あ……。
在坂(これで話は終わりか。……だが)
在坂……在坂は、初めてマスター以外の人間と話すことができた。
邑田おお、そうか。
よかったのう……!
在坂(……胸が、温かい……。
話をすると、人間はこんな感情を覚えるものなのか)
在坂(在坂は、まだまだ知らないことばかりだ。
もっと、人間の感情について知りたいと思う……)

──数日後。

在坂(あの男は、銃を扱う時に独特な癖がある……。
あっちの男は、訓練の時は険しい顔だが、
食堂にいる時は口角が上がっていた……)
在坂(人間には、様々な面がある。
だから在坂は、もっと知りたくなる。
在坂も、もっと人とたくさん話せたらいい……)

在坂在坂は……邑田のように、
みんなと話がしてみたい……と思う。
邑田……そうかそうか。
みなと打ち解けようとは、在坂は偉い子じゃの。
どれ、わしも手を貸してやろうぞ。
在坂……本当に?
邑田ほっほっほ。お安い御用というやつじゃよ。
最初はわしと共に、そこらの者に話しかけてみるか。
さすればそのうち慣れて、1人でも話しかけられよう。

邑田の力を借りながら、
在坂は兵士たちとの交流を続けていった。

在坂(在坂は前よりうまく話せるようになった……。
邑田に頼らず、そろそろ在坂1人でも
話せるようになるべきだと考える)
兵士2はぁ……。
在坂(あそこにいる兵士は、確か……)
在坂……任務に問題があったと、在坂は耳にした。
兵士2……!?
な、なんだと……!?
在坂昨日の任務での話だ。
兵士2お、おおお俺を責めるのかっ!!!
在坂……?
在坂には、そんなつもりは──
兵士2こっちを見るな!!
兵士2その目……!!
夢の中のあいつと同じ目だ!
俺を責める、あいつの目と同じ……!
在坂……少し、落ち着くといい。
在坂は、深呼吸を勧める。
兵士2や、やめてくれ! 俺を見るな!
気味が悪いんだよ……!
兵士2なんだよ、その全部見透かしてるような目!
内心で俺たちのことを見下してるんだろ……!
邑田……!
兵士2ぐはっ……!!

突然現れた邑田によって、兵士が殴り飛ばされる。
その光景を見ながら、
在坂はただ茫然と立ち尽くしていた。

在坂…………。
邑田おいで、在坂。
部屋で茶でも飲もうぞ。
在坂…………。
在坂の目は……気味が悪い、のか……。

 

Ep3. いつか楽しく……

兵士2や、やめてくれ! 俺を見るな!
気味が悪いんだよ……!
兵士2なんだよ、その全部見透かしてるような目!
内心で俺たちのことを見下してるんだろ……!

翌日──。
在坂は、兵士の言葉を反芻しながら、
自室で時を過ごしていた。

在坂(もう昼か……。
そういえば、今日は邑田が来ない……)
在坂のマスター──在坂、入るぞ。
在坂……?
在坂のマスター──邑田が、
乱闘騒ぎを起こして懲罰房に入れられた。
在坂!?
在坂のマスター暴力の理由を、邑田本人が語ろうとしない。
目撃していた兵士が言うには、いつも通りの笑顔のまま
突如周りの兵士を殴り始めたそうだが……。
在坂のマスター在坂、何か心当たりはないか?
在坂…………。
在坂には、わからない。
在坂マスター、
邑田に会うことは可能だろうか……。

邑田うむうむ。
在坂が持ってきてくれた、つなまよなる握りを食えるなら、
ここもさほど悪くはないかもしれんのう。
在坂(……邑田はあまりに平時と変わらないように見える。
在坂には、邑田のことがよくわからない……)
在坂…………。
在坂は、突然人を殴るのは、よくないと思う。
邑田何を言う。突然であるものか。
在坂……? 邑田なりに、理由があるのか。
邑田む……?
在坂在坂は、邑田を諭しに来た。
邑田に殴られた兵士の中には、重傷者もいる。
その兵士たちが可哀想だ。
邑田……在坂は、本当に優しいのう。
邑田こんなに優しい在坂は……やはり、人に好かれ、
皆に囲まれ楽しく過ごすべきだというのに……。
在坂…………。
在坂いや……。
在坂は、そうは思わない。
在坂……在坂は、近頃ずっと考えていた。
在坂が来ると、皆は俯いて、何も話さなくなる。
笑っていた者も皆、無表情になる。
在坂この間の兵士が言っていた。
在坂の目は、気味が悪いと。
在坂……在坂がいると、皆が嫌な気持ちになる。
そんな在坂が人から好かれることは、ありえない。
在坂(皆に嫌な思いをさせていた在坂が、
皆と楽しく過ごせる日など来ないだろう)
邑田それは違うぞ、在坂。絶対にじゃ。
邑田在坂が楽しく幸せに過ごせる日が来る。
それを、わしが証明してやる。
邑田そうさな。
手っ取り早いのは、こうして笑うことだ。
ほれ、口の端をこうして上げて……ふっ、どうじゃ?
在坂……在坂は、笑うということがわからない。
笑顔はどうすれば浮かぶのか、想像もつかない……。
邑田ふむ……ならばまずは、
笑うことから、わしが教えてやろう!

その日から邑田は、
在坂を笑わせようと様々な方法を試みるが──
そのすべてが、ことごとく失敗に終わってしまった。

在坂(在坂にはおそらく、
笑うという機能がないのだろう。
邑田もきっと、そう考えているはず……)

ちょうどその時、在坂は、廊下の向こう側から、
邑田が歩いてきていることに気付いた。

邑田…………。
邑田在坂は、なかなか手強いのう……。
駄洒落、落語、くすぐり……どれも笑ってくれなんだ。
あとは、どうしたら──。
邑田──なぬっ!?

スッテーン!

在坂の視線の先で、
落ちていた山芋の皮を踏んづけた邑田が
盛大に転倒した。

邑田ええい、誰じゃ!
このようなものを廊下に放置しよったのは!?
在坂ふっ……!
邑田ん……?
在坂ふふ、ははは……っ!
邑田が、すごく、綺麗に滑って転んで……
在坂はあんな光景を、初めて見た……!
邑田……!
邑田在坂……一部始終を見ておったのか。
山芋の皮は腹立たしいことこの上ないが……
うむ。ようやく笑ってくれたのう。
在坂(笑った……?
確かに、頬の筋肉に違和感がある。
これが、笑うということなのか……)
邑田ふふ、よかったのう……!
在坂ふ、ふふ……っ!
あははは……っ!

Ep4. 惹かれた水の世界

邑田──ここはとても美しいのう、在坂。
散歩がてら、足を運んでよかったであろう?
在坂……なるほど。
こういったものを、美しいというのか。
在坂は少し、浮足立つような気持ちだ。
邑田そうかそうか。
在坂の思うように、自由に歩き回るとよい。
在坂ああ……。
あの木は、とても大きい……。
あっちには、置き石もある……。
在坂ん……? 池の中に、何かがいる。
これは……魚?
邑田ああ、それは鯉という魚じゃな。
このように色鮮やかで観賞用のものを錦鯉という。
錦織のように美しく優美であろう?
在坂鯉……気持ちよさそうに泳いでいる。
邑田この池は広く、清い水が流れ込んでおるからかのう。
……在坂は、鯉が気に入ったか?
在坂ああ……。
在坂(…………。
池の中は、どんな感じなのだろう……)
在坂(風呂との違いはあるのだろうか。
鯉は何を思い、泳いでいるのだろう。
在坂は、鯉の気持ちが知りたい……)
邑田のう、在坂。ところで昼食はどうす──

在坂は、ゆっくりと体を傾け、
そのまま池の中へと身を投げ出した。

邑田なっ、在坂……!?
在坂(これは……水の世界……。
在坂の体は今……ふわふわと、浮いている。
鯉は、こんな感覚だったのか)
在坂(水は、思ったより冷たい……ん?
在坂の体は、今度は沈んでいくのか?)
在坂(息も……苦しくなってきた……。
なぜ鯉は、ずっとここにいて平気なんだろう?)
邑田……さかっ!
在坂(……邑田?)
邑田在坂! 在坂!!
大事はないか、在坂!?
在坂けほっ、けほっ……。
ああ……在坂は、水の世界から出たことを……
少し、もったいないと思う。
邑田そ、そうか……?
それだけであれば構わぬが……。
なぜ、池に落ちた?
在坂在坂は、水に入りたくなった。
邑田……!
在坂、それはもしや、じゅす──っ!
在坂……?
邑田いや……なんでもない。
在坂……そうか。
在坂(まだ、在坂はこの庭園をすべて見ていない。
次はどこへ行こう……)

Ep5. 愛人オムライス

──時は流れ……在坂たちが
士官学校に訪れるようになってからのこと。

在坂在坂は、準備万端だ。
〇〇と八九はどうだろうか?
主人公【準備OK!】
【いつでも始められる】
八九いや、一応準備してきたけどよ……
なんで俺まで邑田に手料理なんか……。
在坂大事な相手に手料理を振る舞うといいと聞いた。
八九も、在坂と共に料理を作り、
邑田に振る舞うべきだろう。
在坂在坂は、その方が邑田も喜ぶと思う。
八九(俺の手料理をアイツが喜ぶか……?)
八九はぁ……仕方ねぇな。
で、一体何を作るんだ?
主人公【ふわふわ卵のオムライス】
八九はぁ!? それ、結構難しくねぇか!?
どう考えても初心者向けじゃねぇだろ……。
在坂ふわふわのオムライスを食べると、
気持ちもふわふわになる。
邑田は短気だから、少しふわふわになった方がいい。
八九わかるようなわかんねぇような……。
失敗しても知らねーからな……。
主人公【まずは具材を切ろう】
【玉ねぎをみじん切りにしよう】
在坂ふむ……包丁の持ち方はこう、だな。
在坂が玉ねぎを切ってみる。
八九いや、それニンニクだから!
確かにちょっと似てるけど!
玉ねぎはこっち!
在坂そうか。
では、在坂は今度こそ玉ねぎを切る……。
在坂ん……? うっ……!
なんだ、これは……涙が止まらない……。
八九あー、玉ねぎを切るとな、鼻や目を刺激する
物質が出るって──ひっ!?
邑田おぬしら……
在坂を泣かせるなど、なんのつもりだ?
主人公【こ、これには理由が!】
【泣かせてません!】
八九そ、そうそうそう!
俺たちが泣かせたわけじゃなくて、玉ねぎのせいで!
おい、在坂! そうだよな? なっ?
在坂在坂は、目が痛い……
涙も止まらない……。
邑田八九……覚悟はよいな。
八九待て待て待て! おい在坂!
ちゃんと事情を説明してくれぇ!!

その後どうにか誤解を解き、
結局邑田本人の監督のもとで料理教室は続けられ──。

主人公【完成……!】
邑田おお、よくできているではないか。
ならば、さっそくいただくと──
在坂まだ、だめだ。
在坂の最後の仕上げが残っている。

ケチャップを手に取った在坂は、
真剣な表情で、邑田のオムライスに
『愛人』という文字を描いた。

八九愛……人……!?
八九おまっ……
言葉のチョイスが意味わかんねぇよ……!?
邑田おお……これは嬉しいものじゃな。
八九うそだろ!?
すんなり受け止めんのかよ!
在坂……?
在坂は、八九がなぜ驚くのかわからない。
邑田ほっほっほ。
八九はどうやら誤解をしておるようじゃ。
ほれ、在坂のおむらいすの文字を見てみよ。
八九『敬天』……?
邑田そう。合わせて『敬天愛人』。
天を敬い、人を愛するという意味よ。
邑田我が故郷の英傑、西郷隆盛殿が
学問の目的を述べた言葉として知られておる。
わしが前に教えたのを、在坂が覚えていてくれたのだ。
八九な、なんだよそういう意味かよ……!
ビビらせるなっての……!
在坂在坂は、八九が動揺した理由を知りたい。
八九い、いやそれはなんつーか……まあまあ!
ほら、早く食わねぇとオムライスが冷めるぞ。
邑田ほっほっほ。
そうじゃな。熱々のうちにいただくとしよう。
在坂邑田、オムライスの味はどうだろうか?
在坂は、初めてにしては上手にできたと思う。
邑田もちろん美味じゃ。
在坂がわしのために作ってくれたと思うと、
さらに味わい深いぞ!

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