【Azure Memory】マークス

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解説

カード解説

これまでの感謝と、未来への願いを込めて、貴銃士たちはパーティーを開く。
マスターとの思い出の扉を、ゆっくり振り返っていこう。

心銃解説:手紙に感謝を詰め込んで

扉の先に待つ、過ぎ去りし物語。楽しい瞬間も、悲しい瞬間もあったかもしれない。
仲間たちと共に思い出の扉を開きに行こう。
そこにはきっと、忘れられない物語が待っているから。

カードストーリー

主人公名:〇〇
主人公の一人称:自分

 

★4覚醒後のカードイラストに表示されるメッセージ

俺に命をくれて、
ありがとう。

Ep1. 相棒の手紙

──貴銃士たちが企画した、
〇〇のためのサプライズパーティーにて。

マークスマスター。少しいいだろうか?
主人公【どうした?】
【大丈夫だよ】
マークスマスターへの想いや、感謝の気持を伝えたくて、
その……手紙を書いてみたんだ。
マークス考えながら話したら、漏れがあるかもしれないだろ。
それに、言葉は言ったそばから消えていって形が残らないから、
紙に書くことにしたんだ。
マークスでも、俺の口から伝えたいから、
ここで読み上げたいと思う。
マスターさえよければ、だが……。
主人公【嬉しいな】
【もちろんいいよ】
マークスありがとう、マスター。

マークスは封筒から、丁寧に折りたたまれた便せんを取り出した。
たどたどしいが、一生懸命に書かれた文字が並んでいる。

マークス『親愛なるマスターへ』
マークス『俺からマスターへの感謝の気持ちを書こうと思う。
この手紙はきっと長くなってしまうだろうが、
それは、マスターがすごくて、俺が感謝しているからだ』
マークス『まず、いつも銃のメンテナンスをしてくれてありがとう。
マスターの貴銃士が増えて、前よりも忙しくなったのに、
変わらず俺のことを大切にしてくれて、本当に嬉しい』
マークス『マスターが俺の銃を
丁寧にメンテナンスしてくれているところを見る時間が、
俺は大好きだ』
マークス『それから、美味しいカレーを作ってくれてありがとう』
マークス『マスターのカレーは、いい匂いで、優しい味がする。
食べると腹だけじゃなくて、胸のあたりが温かくなる』
マークス『今度、俺もマスターとカレーを作ってみたいと思っている。
その時にはマスターの足を引っぱらないように全力を尽くす!』
マークス『それから、勉強を教えてくれたり、一緒に散歩をしてくれたり、
本を読んでくれたり、褒めてくれたり叱ってくれたり……
ともにいてくれて、ありがとう』
マークス『マスターには、数え切れないほどたくさんのいいところがある。
だが、マスター自身はもしかすると、
気づいていないところもあるかもしれない』
マークス『だから、俺が思うマスターのいいところを、
これから100個伝える』
マークス『1、優しい。
2、射撃の腕前がすごい。
3、銃を大切にしてくれる』
マークス『4、勇気がある。
5、物知りで、俺が知らないことを優しく教えてくれる。
6、時々すごく大胆で行動力がある』

マークス『48、カレー作りの天才だ。
49、マスターの笑顔を見ると俺も嬉しくなる。
50、俺を信頼して、一緒にいてくれる』
マークス『今回の手紙では、以上だ。
もちろん、残り50個が思いつかないとか、そういうのじゃない。
マスターにきちんと感謝を伝える機会を定期的に作りたいんだ』
マークス『だから残りの50個は、半年後に伝えるつもりだ。
その半年後にも50個伝えて、
そのまた半年後にも50個伝えるつもりだ』
マークス『マスターのいいところは、一緒にいる時間が増えていくごとに
どんどん増えていくから、きっといつまででも続けられる』
マークス『マスターに、俺から1つ頼みがある。
半年後も、その先も、そのまた先も。
ずっと俺のマスターでいて、俺を愛銃として使ってくれ』
マークス『あの夜、マスターが俺を頼り、掴んでくれたから今がある』

マークス…………。
マークス(これは、どういうことだ……?
身体が……いや、今はマスターだ。
マスターに銃口を向けてるやつらを……排除する)
マークス──おい、てめぇら。
俺のマスターに銃口向けてんじゃねぇよ。
マークス(すげぇ……感じてることが、思ってることが、音になってる。
ああ、そうだ……そうだ、俺は──!)
マークス俺は……マスターの銃。
スナイパーライフルUL96A1だ。
マークス……マスターの敵は、俺がまとめて無力化する!

マークス『──もしあの時、俺が貴銃士になれてなかったら。
そう思うと、ぞっとする』
マークス『マスター。
俺に、命をくれて、ありがとう』
マークス『俺は生まれたばかりで、
生きること、生きていること……生きていくこと。
いまだによくわからないことも多い』
マークス『でも、マスターのそばにいられて、嬉しい。
マスターを守ることができて……本当に嬉しいと思う』
マークス『だから、これからも一緒にいてほしい。
これからも俺はマスターを守りたいと思う』
マークス『俺はいつも、いつまでも、マスターの銃だから。
感謝を込めて……マークスより』
マークス……以上だ。
主人公【本当にありがとう】
→マークス「俺の方こそ、ありがとう。」

【マークスは最高の相棒だ】

→マークス「……ああ!
俺はこれからも、マスターの最高の相棒でいられるよう努力する。」
マークス「マスターこそ、最高のマスターだ。
世界で一番の、俺のマスターだ!」

マークスの手紙に聞き入っていた他の貴銃士たち数人が、
温かい拍手を贈る。

十手マークス君らしい、まっすぐで素敵な手紙だったね。
なんだかじーんときてしまったよ。
ライク・ツー100個とか言い出した時はマジかよって思ったけど、
なんだかんだ最後はいい感じにまとまってたな。意外に。
ジョージFantastic……!
オレも今度手紙書いてみようかな!
マークス……とういうわけで、追伸ってやつも書いてきた。
十手む……?
マークスマスターとこれからやりたい100のことだ。
主人公【……!?】
ライク・ツーはぁ……!?
マークス『1、俺が作ったスパイスとハーブで、マスターとカレーを作る。
2、マスターと──……』
ジョージOh……マークスの手紙で半年ごとに本ができそうだな……。
マークス……ずっと一緒にいられると、嬉しい。
これからもよろしく頼む、マスター。

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