【Azure Memory】シャスポー

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解説

カード解説

これまでの感謝と、未来への願いを込めて、貴銃士たちはパーティーを開く。
マスターとの思い出の扉を、ゆっくり振り返っていこう。

心銃解説:あなたに平穏を そのための約束

扉の先に待つ、過ぎ去りし物語。楽しい瞬間も、悲しい瞬間もあったかもしれない。
仲間たちと共に思い出の扉を開きに行こう。
そこにはきっと、忘れられない物語が待っているから。

カードストーリー

主人公名:〇〇
主人公の一人称:自分

 

★4覚醒後のカードイラストに表示されるメッセージ

出会ったときのこと。
ここでの毎日のこと。
いつも本当にありがとう。
君の平穏な日常は僕が守ってみせる。
一番大切な君へ……

シャスポー

Ep1. 守りたい平穏

──貴銃士たちが企画した、
〇〇のためのサプライズパーティーにて。

シャスポーねぇ、〇〇。
少しいいかな?
君と2人きりで話がしたいんだ。
主人公【もちろん】
【いいよ】
シャスポーMerci.
邪魔が入らないように、少し移動しようか。

シャスポーは〇〇とともに、
会場の端の方へ移動した。

シャスポーふふっ。ここなら落ち着いて話せそうだね。
シャスポー…………。
シャスポー〇〇……今日は改めて、
君に感謝を伝えたかったんだ。
シャスポーええと……何から話そうか。
君に声を掛けるまでに、何からどういう風に話そうか
ちゃんと考えてたのにな。
シャスポーいざとなると、君への思いが溢れて迷ってしまって、
思ったように話せないや……。
主人公【ゆっくりで大丈夫】
【思い浮かんだことからでいいよ】
シャスポーふふ……君は優しいね。
ありがとう。
そうだな……まずは、僕たちの出会いからにしよう。
シャスポー僕はあの頃、召銃された時のトラブルのせいで、
グラースとして振る舞うことになっていて……。
シャスポー周りすべてが敵に思えていたから、
最初はきっと、君に失礼な態度を取ってしまっていたよね。
シャスポーそれなのに、君は僕に愛想を尽かすことなく、見捨てず、
僕もグラースも、カトリーヌもテオドールも救ってくれた。
シャスポー僕が狂気に呑まれてしまった時だって、
僕のことを堕ちた銃として始末することもできたのに、
必死に呼び止めてくれたね。
シャスポー僕──シャスポーは、フランスを守る銃だ。
目を覚まして……って。
シャスポー僕が僕で居続けられるように、
命がけで繋ぎとめてくれた皆のおかげで今がある。
シャスポー君の貴銃士になって、絶対高貴にも目覚めて、
この力を、誰かを守るために使えている。
シャスポーすごく満ち足りていて……。
時々、都合のいい夢をずっと見てるんじゃないかなって
気持ちになることもあるくらい。
主人公【まぎれもなく現実だよ】
【シャスポーが掴み取った今だ】
シャスポーMerci、〇〇。
シャスポー貴銃士としての僕が、惨劇を繰り返すことは避けられたけど……
それでも、僕、シャスポー銃には、消せない過去と罪がある。
シャスポーああ、勘違いはしてほしくないんだけど、
僕は過去を蹴り去りたいとは思っていないんだ。
あれは僕が背負っていくべきものだから。
シャスポーそれに、君の貴銃士として過ごすこれからの未来で、
僕が何を為すかは、自分で選ぶことができる。
僕なりの贖罪ができる。
シャスポーこんな僕でよければ……
これからも、君の貴銃士でいさせてほしいな。
主人公【こちらこそよろしく】
【これからも頼りにしてる】
シャスポーそう言ってくれて、本当に嬉しいよ。
シャスポーああ……僕があまり君を独占してしまうのも紳士的ではないね。
最後に、プレゼントを受け取ってほしいな。

シャスポーが取り出したのは、
小さな額縁に入れられた絵だった。

淡く柔らかな色彩が美しい水彩画で、
士官学校の中庭のベンチで寝ている
〇〇の姿が描かれている。

主人公【いつの間に……!?】
→シャスポー「ふふ。
サプライズにしたかったし、そうでなくても、
君はぐっすり眠っていたからね。」

【描かれてたことに気づかなかった……!】

→シャスポー「僕が絵を描いている間、君はずっと眠っていたもの。
すごく気持ちよさそうに寝ていたから、起こしたくなくて。」
シャスポーこの絵が描けたのは、偶然みたいなものだったんだ。

シャスポーん……今日は気持ちのいい晴れだな。
気晴らしにスケッチでもしようか……。

スケッチの場所を探していたシャスポーは、
寮付近のベンチで誰かが眠っていることに気づく。

シャスポーあれ……〇〇?
シャスポー〇〇、起き──ううん。
今日は暖かいし、このまま眠っていても風邪は引かないかな。
シャスポー……あ、そうだ。

シャスポーは、近くのベンチに腰掛け、
〇〇を見守るようにしながらスケッチを始める。

ライク・ツーおい、〇〇。
こんなとこで寝てねーで、さっさと筋ト──
シャスポーちょっと。〇〇の穏やかな眠りと
僕のスケッチを邪魔しないでくれ。
ライク・ツーはぁ……?
グラースふぁ~。いい天気だな。
僕も誰か誘ってひと眠りするか。
シャスポーおい……。君は、寝るなら部屋で1人大人しく寝ろ。
風紀を乱すな。〇〇の眠りを妨げるな。
グラースチッ、うるせぇな……。

シャスポー……って感じでね。
邪魔が入りつつ、なんとか描き上げられたんだ。
シャスポー自画自賛はあまりスマートじゃないけれど、
僕、自分が描いた絵の中でも、これが特に気に入っているんだ。
シャスポー木漏れ日の下で眠る君の顔は、穏やかで……。
平穏の象徴みたいに思えて。
シャスポー僕はこれからも、〇〇の平穏や幸せを守りたい。
この絵を見てると、改めてそう思うんだ。
主人公【素敵な絵をありがとう】
→シャスポー「ふふっ。ありがとう。」

【自分も、この絵がとても気に入った】

→シャスポー「本当? それならよかったよ。」
シャスポーねぇ、〇〇は僕に、何かしてほしいこととか、
叶えてほしい願いなんてない?
シャスポー僕は君に大きな恩があって、まだまだ返しきれてない……。
何か君のためにできることがあれば知りたいんだ。
主人公【喧嘩はほどほどにするとか……?】
シャスポーそれってもしかして、アプリコット・フェスティバルの時のこと?
あの時は心配かけてごめんね。
シャスポーいろいろあったけど、一応はグラースと協力して
あのピンチを乗り越えられたし、
今後もなんとかやっていけそうかな……?
シャスポー〇〇が望む平穏のためにも、
あいつの問題行動を頑張って止めないとね。
シャスポーこれからも、君のために力を尽くすから……
これからも僕をそばに置いてね、〇〇。

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