Happy Brave Musketeer's Day!
今年貴銃士たちが華々しくパレードをするのはアメリカ!
大統領の提案で『夢』に関する絵を描くことになった貴銃士たちは、自分の真の望みと向き合うことになる……。
マスターの幸せが俺の幸せだ。
他の奴らはいらないと思ったが、それだとマスターが悲しむから我慢する。
マスターが笑顔で、俺が相棒でいられたらいいんだ。
主人公名:〇〇
主人公の一人称:自分
2年目も俺とマスター
ずっと一緒に笑って。
貴銃士たちが描いた夢の絵を見るため、
〇〇は革命戦争資料館に向かった。
貴銃士たちが描いた絵を眺めていると、
幼児が描いたようなタッチの絵が
〇〇の視界に入る。
ニコニコと笑っている人物が
2人並んでいる絵だ。
主人公 | 【これはマークスと……?】 【もしかして自分の絵……?】 |
---|---|
マークス | あ、マスター! |
マークス | 来てくれていたんだな。 俺の絵を見てくれたのか? |
マークス | この絵……マスターと俺を描いたんだ。 これが俺の『夢』だ。 |
〇〇は以前マークスから聞いた夢を思い出す。
マークス | 色々と考えたんだが、やっぱり俺の夢はとてもシンプルだ。 |
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マークス | 俺の夢は……他の貴銃士が全員いなくなって、 俺とマスターだけで楽しく過ごすことだ。 |
主人公 | 【この絵はどういう『夢』……?】 |
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マークス | ライク・ツーに『マスター以外ないのか』と言われて、 考えてみたんだが……。 |
マークス | もしマスターがいなかったら、って考えたら水漏れが……。 じゃなくて、涙が出てきてしまった……。 |
マークス | それで、この絵を描いたんた。 マスターと一緒に、ずっと笑って過ごしたい。 どんなマスターも好きだが、笑っているマスターが1番好きだ。 |
マークス | ……本当はマスターと2人きりがいいと思っていたんだが、 たぶんマスターはそれを望まないから、諦めた。 |
主人公 | 【素敵な絵だよ!】 【(よ、よかった……)】 |
マークス | 絵は難しいから、あまり上手に描けなかった。 だが、マスターの表現にはこだわったんだ。 |
マークス | たとえば、ほら。 笑った時の頬の筋肉の動作とか……! |
マークス | あとは、瞳や髪の色も何度も絵の具を調合して試した。 かなり時間をかけたんだが、本物のマスターにはかなわないな。 |
マークス | この博物館には、世界中から人が来ると聞いた。 マスターの素晴らしさを全員に知ってほしいと思ったんだ。 |
マークス | なんでもできるし、優しくて、かっこよくて、頭もよくて……。 とにかく、最高のマスターだ! |
マークス | 本当だったら、この壁全部を使って マスターの素晴らしさを伝える絵を描きたかったんだが、 恭遠にダメだと言われてしまった……。 |
マークス | だから、素直に俺の夢を描くことにした。 マスターとずっと一緒にいたい、っていうのが俺の夢だ。 |
マークス | そのためには、今のままではダメだ。 この世界を混乱させている敵を排除しないと……! |
マークス | そうじゃないと、マスターは安心して笑えないだろう? |
マークス | トルレ・シャフも、世界帝も、それ以外のやつらも、 マスターにとって脅威になるやつらは俺がすべて排除する。 俺は常にその覚悟をしている。 |
主人公 | 【頼りにしている】 【絶対にやりとげよう!】 |
マークス | ああ、当然だ! 俺はマスターの相棒だからな。 |
マークス | いつでも、いつまでも、俺のことを頼ってくれ! |
マークス | それと……これはその…… 本当に夢みたいな話なんだが。 |
マークス | 世界が平和になったあとも、 今みたいにマスターの相棒でいられたらいいと思っているんだ。 |
マークス | 狙撃手と観測手がベストだが、 それ以外の道でもマスターの相棒でいられると思う。 |
マークス | たとえば、スポーツにダブルスっていうのがあるらしい。 テニスやバドミントンで2人組で戦うんだ。 |
マークス | マスターと一緒なら、世界大会に出るのも夢じゃないぞ! |
マークス | あとは、マスターが探偵になって俺が助手になるのもいい。 イギリスは探偵の国だって、ローレンツが教えてくれた。 |
マークス | 社交ダンスやアイスダンスとかも、2人でできる。 ……どうだ? マスターが興味を持てそうなものはあるか? |
主人公 | 【どれも面白そう!】 →マークス「よかった……! マスターが喜んでくれそうなものを考えたんだ。 興味を持ってくれて、俺も嬉しい。」 【マークスと一緒ならどれも楽しめそう】 →マークス「ほ、本当か? 実は、俺も同じ考えだ。 マスターと一緒だったらなんでも楽しめる……!」 |
マークス | いっそのこと、全部やるのはどうだろう。 社交ダンスを踊りながら事件を解決する、ダブルス探偵とか……。 |
マークス | ……とにかく、今は目の前の敵の排除だな。 |
マークス | まずはマスターが安心していられるような、 平和な世の中にしなくちゃいけない。 |
マークス | 俺はそのために全力を尽くす。約束だ。 |
マークス | ……マスター、手を出してくれ。 |
〇〇は右手を差し出す。
指切りでもするつもりだろうか、と思っていると、
マークスは〇〇の手を取り、甲にキスをした。
マークス | 今までもこれからも、俺はマスターの相棒であり続ける。 |
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マークス | 絶対にマスターを1人になんかしないし、 どんな敵もどんな脅威も、マスターの前から排除する。 |
マークス | ……ずっとずっとマスターのそばにいることを誓う。 |
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