Happy Brave Musketeer's Day！
今年貴銃士たちが華々しくパレードをするのはアメリカ！
大統領の提案で『夢』に関する絵を描くことになった貴銃士たちは、自分の真の望みと向き合うことになる……。
僕、自分でもびっくりするくらい変化してるなーって思うんです。
一歩踏み出すのは怖さもあるけど
僕はこれからも……変化を恐れず少しずつでも進んでいきますね。
主人公名：〇〇
主人公の一人称：自分
僕の夢がまたひとつ叶いました。
マスターと2年目を迎えられたことです。
貴銃士たちが描いた夢の絵を見るため、
〇〇は革命戦争資料館に向かった。
貴銃士たちの絵が飾られたホールにやってくると──
| スプリングフィールド | あっ、〇〇さん……！ 見に来てくださって、ありがとうございます。 |
|---|---|
| スプリングフィールド | あの……ちょっと恥ずかしいんですけど、これ……僕の絵です。 ケンタッキーやシャルル兄さんにアドバイスしてもらいながら 仕上げました。 |
スプリングフィールドが描いたのは地球の上で人々が輪になり、
手を繋いでいる絵だった。
| 主人公 | 【かわいい絵だね】 【世界平和のイメージかな】 |
|---|---|
| スプリングフィールド | この絵は、世界中にたくさんいる素敵な人たちとの出会いを イメージしてみました……！ |
| スプリングフィールド | 貴銃士になったばかりの頃……僕の世界は狭くて、真っ暗でした。 何かを知るきっかけも、見つけるきっかけもなかった。 |
| スプリングフィールド | 笑うことも怒ることも、涙を流すことも許されなかった。 できる限りの手段で、役に立つこと。 それができなければ、僕に価値はなかった。 |
| スプリングフィールド | マスターやペンシルヴァニアさん、ケンタッキーやジョージさん、 マイケルさん……みなさんと出会うまでは。 |
| スプリングフィールド | みなさんとの出会いや士官学校での暮らしが、 灯火のように僕の世界を明るく照らしてくれたんです。 |
| スプリングフィールド | だからこれからも、もっと素晴らしい景色や素敵な人たちと 出会いたい。そのための1歩を踏み出したいと思っています。 |
| 主人公 | 【スプリングならできる】 【スプリングらしい夢だね】 |
| スプリングフィールド | ありがとうございます。 必ず実現できるように、僕も頑張ります……！ |
| スプリングフィールド | 〇〇さん。 実はもう1つ、実現したいことがあって……。 ……あの、失礼します！ |
| スプリングフィールド | …………よしっ！ |
気合いを入れる声と共に、スプリングフィールドは
〇〇を両腕で抱え上げた。
| 主人公 | 【うわっ、力持ちだね！？】 【ええっ！？】 |
|---|---|
| スプリングフィールド | ふふっ。やっぱりできました！ やったぁ……！ |
スプリングフィールドは〇〇をゆっくりと降ろし、
床に足をつかせる。
| スプリングフィールド | 驚かせてしまってすみません。 この数か月間、ずっとトレーニングをしていたんです。 |
|---|---|
| スプリングフィールド | 本当に少しずつですが、体力もついているし 筋力もアップしてきて……その成果なんです！ |
| スプリングフィールド | ケンタッキーやじょーじを抱き上げて、 練習したこともあるんですよ。 |
| 主人公 | 【すごい……！】 【たくさん努力したんだね！】 |
| スプリングフィールド | うまくいったのはトレーニングのおかげだけじゃなくて……。 お友達がたくさんできたからだと思うんです。 |
| スプリングフィールド | チェリーブロッサムフェスティバルでは、 邑田さんやベルガーさんと仲良くなれました。 |
| スプリングフィールド | あと、夏休みはスナイダーさんとも一緒に過ごすことができて とても楽しかったです。 |
| スプリングフィールド | みなさんとの交流で色々な価値観や考え方に触れられたから、 僕は頑張ることができて……それで、強くなれたんだと思います。 |
| スプリングフィールド | みなさんが強くしてくれた気持ちに、 肉体的にも追いつけるように頑張りました……！ |
| 主人公 | 【友達がいると強くなれるよね】 【成長のきっかけがたくさんあったんだね】 |
| スプリングフィールド | はい……！ でも、ここで満足しちゃいけない気がするんです。 |
| スプリングフィールド | 今後はもっとマスターに頼りにされるような、 強くて頼りがいのある貴銃士になれたらと思っています。 |
| 主人公 | 【今よりもっと！？】 【今でも十分頼りになってる】 |
| スプリングフィールド | もっともっと強くなりたいんです。 マスターをおんぶして、山から下りられるくらい……！ |
| 主人公 | 【それはすごすぎる……！】 →スプリングフィールド「ありがとうございます。 でも、まだまだここからです！ 今度ドライゼさんに聞いて、ドイツ式の訓練をやってみますね！」 【自分も負けずに頑張るよ！】 →スプリングフィールド「マスターに頑張られたら逆に追いつけないかもしれませんが、 僕もさらに、もっともっと頑張ります……！」 |
| スプリングフィールド | あの、〇〇さん。 |
| スプリングフィールド | 『HOPE』のテーマについて、最近ずっと考えていたんです。 僕にとっての希望ってなんだろうって。 |
| スプリングフィールド | 今、〇〇さんの笑顔を見て確信しました。 |
| スプリングフィールド | 士官学校に来てからたくさんのお友達ができたけど、 僕が最初に目にした希望はマスターなんです。 |
| スプリングフィールド | マスターは、暗闇に沈みかけていた僕の心を救ってくれました。 |
| スプリングフィールド | だから……僕にマスターの心を守らせてください。 戦いが終わっても、ずっと。 |
| スプリングフィールド | 僕の心は、親愛なる〇〇さんと共にあります。 どうかこれからも、よろしくお願いしますね。 |
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